2004年のネット社会と子どもたち協議会の緊急提言において私たちは、インターネットやケータイ、メディアのよりよい利用方法に関する「アピール」や「ルール」をいくつかご紹介しましたが、すぐれたものはその他にもたくさんあります。よりよく生きるためのヒントや知恵と合わせて調べてみました。
相談先
資料
利用に関するルール・提言・チェックリスト
メディアの利用に関するルール・提言
生活全般に関するヒントや提言
子どものインターネット・携帯電話利用に関する相談先
●文部科学省 「ネット上のいじめ問題」に関する4つの呼びかけ(平成20年2月12日)
全国統一の「24時間いじめ相談ダイヤル」は0570−0−78310(ナヤミイオウ)
● 親子のためのドコモあんしんホットライン 0120-053-320
主な受付内容は有害サイト対策・迷惑メール対策・料金の使いすぎ防止などで、受付時間は午前9時〜午後8時
● KDDI(au) の ケータイ教室 <正しい使い方と安全> pdf資料のダウンロードは こちら
● DeNA(モバゲータウンの運営会社) 「子どもと携帯電話のあかるい未来をめざしてガイドッブック」
pdf資料のダウンロードは こちら
子どものインターネット・携帯電話利用に関する資料
●NTTドコモ 「考えよう!我が家のケータイルール」 パソコン版 iモード版もあります (2009/1/28)
●総務省「インターネット上の違法・有害情報への対応に関する検討会」の最終取りまとめ (2009/1/16)
●神奈川県教育委員会 かながわモード (2008/11/28)
●文部科学省 「『ネット上のいじめ』に関する対応マニュアル・事例集」
(2008/11/12)
●MIAU (無限責任中間法人 インターネット先進ユーザーの会)
情報リテラシー教材 “ネット”と上手く付き合うために [Version 1.1] PDF:約3.5MB 2008/10/3)
●子どもたちのインターネット利用について考える研究会
中高生のお子さんを持つ保護者のためのインターネットセーフティガイド
(2008/9/30)
●ニフティ インターネット体験ドリル
インターネットを安全に使うために 体験しよう! ネットのこわい話
●モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)
ケータイ・インターネットの歩き方(ケータイ版)
●東京都教育委員会
「子供のインターネットや携帯電話利用についての実態調査」 (10/9)
●日本PTA全国協議会 (平成19年3月)
子どもとメディアに関する意識調査 調査結果報告書
●「ちょっと待って、ケータイ」リーフレット【平成20年度版】
(2009/1/30)
全国の小学校6年生全員に配付される、特に携帯電話のインターネット利用に際しての留意点やトラブル・犯罪被害の例、対応方法のアドバイスなどを盛り込んだ子ども向けリーフレット
インターネットや携帯電話・ツイッターの利用に関するルール・提言・チェックリスト
NEW! ネットで揉め事を起こした時の三つのルール
1 状況を冷静に判断した上で、「謝る」「無視する」のどちらかを選択する。
2 判断した決定を徹底して押し通す。
3 相手とのやり取りは全てクローズドで。オープンにするのは全ての決着がついてから。
NEW! ネット初心者に送るツイッターを使う時に注意すべき点
Twitter リテラシ のまとめ
1.Twitter で匿名を保つのは困難だ
2.一度つぶやいたら消せないと思え
3.将来の就職先や結婚相手が見ると思ってつぶやけ
安心ネットづくり促進協議会 (2010/10/12)
子どもを守るための緊急アピール 〜ネット子ども防犯3カ条〜
その1:親子で話そう!
その2:フィルタリングを使おう!
その3:知らない人の誘いに乗らない!
ケータイを上手に使う5つのちから (ケータイ・ナビ 2009.5)
判断するちから
ガマンするちから
コミュニケーションのちから
危険から身を守るちから
お金を管理するちから
使う前に親子で話そう!ケータイ利用の心構え10カ条 (NTTドコモ 2009/1/27)
子どもがケータイを利用する全ての親子に確認して欲しい内容です。
第1条 ケータイを持つことは、ネット世界への様々な入り口を持つことと理解し、危険な入り口を開かないよう、使い方を充分に気をつける。
第2条 思春期の自分(若者)にとって、トラブルにつながる危険な情報や、罠が仕掛けられていることもあると理解し、安全に利用するための方法も学ぶ。
第3条 ケータイは自分の部屋へは持ち込まず、利用する時はリビングなどで行う。
第4条 メール、通話、サイト閲覧などの全てのケータイ利用は、保護者と約束した時間で終える。
第5条 メールでのやりとりは、少ない文字量で意思を伝えるため、対面のコミュニケーション以上に相手を不快にさせたり、誤解を与える表現をしないよう、充分に気をつける。
第6条 ケータイの利用は、つい夢中になって時間を費やしてしまうこともあると理解し、生活習慣を崩さないよう、保護者と決めたルールや自分で決めた利用時間を守る。
第7条 メール、通話、サイト閲覧などの全てのケータイ利用にかかる費用は、保護者と約束した範囲におさめる。
第8条 利用した記憶のない請求が届く、また知らない人から通話着信がある、不快や不安な気持ちになるメールを受け取るなど、困ったことや不安なことがあれば、すぐに保護者へ相談する。
第9条 サイト利用を通じて、誰かと知り合いになったら、そのことを保護者とも共有し、自分や他人を特定できる情報を教えたり、現実世界では会うなどはしない。
第10条 外出先などの公共の場で利用するときは、周囲の人に不快感を与えたり、迷惑にならないか、充分に気を配る。
Yahoo!きっず インターネット5つのルール (2008年10月)
- 知らない人に自分の名前や住所などを教えないこと
- 知らないサイトには注意すること
- 相手を思いやること
- 情報の発信に責任を持つこと
- 使いすぎに注意すること
ニフティ株式会社による インターネット(ケータイ)を安全に使うための5つの知恵
(2008年9月) <クリックしてご覧ください>
SNSを安全に使うための子ども向けクイックヒント WiredSafety より
・パスワードで保護されたサイトにのみ投稿する
・パスワードを保護し、他人が入り込まないよう、メンバー全員が注意する
・個人だと特定できるような鮮明な写真は掲載しない
・保護者や先生やプレデターに見られて困るものは載せない
・投稿したら二度と取り戻せないので、クリックする前によく考えること
・オフラインで言わないようなことは、オンラインでも言わない
・自分と友人のプライバシーに注意する
・友人が自分について何を書いているかに注意を払う。自分がいくら注意しても、周りの言動であなたが危ない目にあう可能性もある
・「14歳のカワイイ男の子」は、「14歳」でも「カワイ」くもないかもしれない。
・入学、就職、入部などの際に、MySpaceなどに入ってますと記入する際には、検索されても困らないかどうかよく考える
アメリカの携帯電話会社 Virgin Mobile USA による 安全利用10か条より (2007年9月)
1.両親や保護者などの連絡先の登録
2.警察や学校など緊急連絡先の登録
3.911(日本の110番)にも携帯電話からかけられることを確認
4.短縮キーの利用方法を確認
5.他人のいるところで個人情報を電話で伝えない(だれが聞いているか、わからない)
6.運転中(車・自転車)は使わない
7.メールなどの機能を使う際のTPOに注意
8.学校では使わない・持ち込まない
9.番号を知らない人には教えない、知らない人からのメールには返事をしない
10.受けたくない・好ましくない電話やメールの番号ブロック方法を確認
アメリカのSNS MySpace の Safety Tips 子ども向け (2006年9月)
1.あなたのプロフィールやMySpaceのフォーラムは公開されていることを忘れないように。
(Don't forget that your profile and MySpace forums are public spaces.)
2.相手が自分について本当のことを言っているとは限らない。知らない人を「友だちリスト」に載せるときは注意しよう。
(People aren't always who they say they are. Be careful about adding strangers to your friends list.)
3. いじめ、差別発言、不適切な内容などは報告すること。
(Harassment, hate speech and inappropriate content should be reported.)
4. あとで読んでみて困ることは書かない・投稿しないこと。
(Don't post anything that would embarrass you later.)
5. 自分が年上、あるいは年下だと誤解されるようなことは書かない。
(Don't mislead people into thinking that you're older or younger. )
保護者向け (「なぜ登録するのか、どう使うのか、どう自己紹介するのかを話し合って明確に」、「年齢を偽らない」、「Myspace は公共の場」、「後悔したり、あとで危険に陥るような書き込みをしない」、「知らない人を『友だち』に加える際は注意。相手は自分について本当のことを言っているとは限らない」、「困ったらすぐ報告を」、「フィッシングに注意」)
Safe Blogging Tips for Teens (安全にブログをするためのティーネージャー向けヒント: アメリカのBlogsafety より) (2006年6月)
1.(自分の素性がわからないよう)できるだけ匿名的に書く(たとえば、苗字、学校名、所属するスポーツチーム、住んでいる場所、よく遊びに行く所などは公開しない)
2.個人情報を守る(上に同じ。あと誰がコメントを書き込めるのか-不特定多数なのか、アクセスを認められた人だけなのか-を確認する。)
3.ブログを通して知り合った人と直接会ったりしない
4.写真:掲載するまえによく考える
5.コメントはまめにチェックする(意地悪なコメントや不適切なコメントは消去し、可能であればその人が書き込めないようにする)
6.年齢は正直に書く(たとえば本当は14歳なのに18歳と偽って登録したりしない。)
保護者向け (理性的な対応を、子どもとはオープンな関係を、子どもと話をしよう、ネットはなるべく居間など目が届くところで使わせよう、ブログの内容や個人情報の公開についてはなるべくチェックを)
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS) 情報モラル10ヶ条 (情報化が始まった2001年頃にいち早く提案された)
1.これからは情報が価値の中心。発信者としても受信者としても、情報を見極める目が問われる。
2.年齢や社会的地位などよりも、情報がその人の評価を決める。自己表現、意思表示の力を磨こう。
3.同時に、相手の気持ちを想像し、尊重する力も磨こう。
4.情報のデジタル化は諸刃の剣。デジタルデータの取り扱いには最新の注意が必要。
5.特に、人の情報(個人情報、著作物)を扱うときには慎重に。
6.また、一度、ネットワークにアップされたものは、永遠に回収されないことを知っておこう。
7.未知の人との出会いは刺激的だが、当然、それだけリスクも高い。
8.また、ネットワークでのコミュニケーションは、壊れやすいことも知っておこう。
9.特に電子メールは便利で手軽なメディアだが、その分、コミュニケーションが「雑」になりがち。
10.たまには会って話そう。
ドコモAOLの インターネットを安全に使うための6つの約束(2001年11月7日)
1.インターネットで知り合った人に、自分の名前、住所、電話番号、学校の名前を、絶対に教えないこと。
2.自分のパスワードは、お父さんやお母さん以外、だれにも教えないこと。ともだちにだってダメだ。
3.インターネットで知り合った人とは、お父さんやお母さんがいっしょでなければ、会ったりしないこと。
4.インターネットで、いじめや悪い言葉をみつけたら、すぐにお父さんやお母さん、先生に知らせること。
5.知らない人からきたメールやファイルは、ぜったいに開かないで、お父さんやお母さん、先生にそうだんすること。
6.チャット(おしゃべり)やメッセージボード(掲示板)で、悪口を言われたら、すぐにそこから出ること。そしてお父さんやお母さんに知らせること。
日本PTA全国協議会 携帯電話に関する緊急アピール (2004年7月23日)
全ては親であるあなたの責任です
一、あなたの子どもに今、本当に必要ですか? 安易に持たせずにもう一度話し合ってみよう。
一、子どもを加害者や被害者にしてはいけない! “出会い系サイトがあなたの子どもを狙っている”
一、制限機能を知っていますか? “アクセス制限・料金制限等を我々親も学び活用しよう。”
一、 子どもと一緒に「親子のルール」を作り、家庭内に掲示しよう。
北区赤羽台西小学校の野間俊彦先生が提案する 「XX家のインターネット・携帯7か条」
(「親と子のインターネット&ケータイ安心教室」野間俊彦・矢沢久雄著 2004年7月12日刊より) <ネット社会と子どもたち協議会の緊急提言で紹介しました>
小学生版の例
第一条 インターネットはリビングで使います
第二条 何かあったら、すぐお父さんかお母さんに相談します
第三条 メールや掲示板に嘘や悪口を書きません
第四条 ウェブページの履歴を消しません
第五条 連続して2時間以上使いません
第六条 勉強のためにも使います
第七条 家では必ず声に出してあいさつをします
中学生版の例
第一条 この本を最後までよく読みます
第二条 勝手に買い物をしません
第三条 メールや掲示板に嘘や悪口を書きません
第四条 アダルトサイトや出会い系サイトにはアクセスしません
第五条 ウェブページの履歴を消しません
第六条 携帯電話は月6000円以上使いません
第七条 困ったことがあったら、お父さんかお母さんに相談します
キッズGoo インターネットを安全に利用するためのぼくのわたしの「7つのルール」
1 インターネットを使(つか)うときは、お父(とう)さんやお母(かあ)さんと相談(そうだん)しルールを作(つく)り、そのルールを守(まも)ります。
2 インターネットは、必(かなら)ずお父(とう)さんやお母(かあ)さん、学校(がっこう)の先生(せんせい)の目(め)の届(とど)くところで楽(たの)しみます。
3 インターネットを利用(りよう)するときは、自分(じぶん)の名前(なまえ)や住所(じゅうしょ)、電話番号(でんわばんごう)、学校名(がっこうめい)、電子(でんし)メールのアドレス、パスワードは、聞(き)かれても答(こた)えません。家族(かぞく)や、友達(ともだち)の情報(じょうほう)も教(おし)えません。
4 自分(じぶん)のユーザID(アイディー)やパスワードは、お父(とう)さんやお母(かあ)さん以外(いがい)には、仲良(なかよ)しのお友達(ともだち)にも教(おし)えません。
5 インターネットで仲良(なかよ)くなった人でも、お父(とう)さんやお母(かあ)さんがいっしょでなければ会(あ)いません。
6 インターネットで、いやだな・こわいな・困(こま)ったなと思(おも)うことがあったら、お父(とう)さんやお母(かあ)さん、学校(がっこう)の先生(せんせい)にすぐに知(し)らせます。
7 知(し)らない人(ひと)から送(おく)られてきたメールやファイルは、ぜったいに開(ひら)きません。受(う)け取(と)ったら、お父(とう)さんやお母(かあ)さん、学校(がっこう)の先生(せんせい)に相談(そうだん)します。
さいごに
インターネット上(じょう)でする発言(はつげん)には、責任(せきにん)と、思(おも)いやりを持(も)ちます。そして、ルールを守(まも)って楽(たの)しくインターネットを利用(りよう)することを約束(やくそく)します。
精神科医 香山リカの提言 (「ネット王子とケータイ姫」香山リカ+森健著 2004年11月10日刊) より
(とくにネットにはまっている子の)親や教師へ
1. 子どもとネット、子どもとケータイについての専門家、企業、役所の発言は、まず疑ってかかれ。
2. 他人の発言を信じずに、自分の責任で言いたいことを言えばよし。
3. 新しい学術的知見には、敏感であれ。場合によっては自説を変える柔軟性も必要。
4. ネット、ケータイを禁止したあと、自分の子どもは何をするか。それを具体的にイメージできないうちは、禁止すべきではない。
5. 新しい技術を手にした人間を、後戻りさせることはできない。
すでにネット、ケータイなしでは生きていけない、というネット王子、ケータイ姫へ
1. ネット、ケータイは楽しさ二倍、きびしさも二倍、ほかの遊びより疲れるかもしれないから、注意して。
2. ネット、ケータイでは自分や友だちの「憎しみの顔」「怒りの顔」など「別の顔」が出てきちゃうことがあるから、びっくりしないよう注意して。
3. ネット、ケータイにはウソつきおとなが混じっていることがあるけれど、見やぶるのはけっこうむずかしいから、注意して。
4. ネット、ケータイで起こることは「最高」でもなければ「最悪」でもない。どっちにしても気にしすぎに注意して。
5. ネット、ケータイと顔の見える世界、いま自分にとって大切なのはどっちなのかな、ってつい忘れちゃうから注意して。
6. ネット、ケータイで困ったことが起きたときは、まわりにいるだれかに話してみよう。ネットやケータイで相談して解決しようとするとかえってこじれるから、注意して。
7. ネット、ケータイであなたの人生がまること変わったり、破壊されたりすることはないはずなのに、ときどき「もうこの世の終わり」っておもうこともあるから注意して。
財団法人 マルチメディア振興センター 安心・安全 ネット社会の7つの常識
「安心インターネットライフ★ガイド 改訂版」より
1. インターネットは自己責任の世界です
2. すべての情報発信は謙虚な姿勢で
3. むやみに個人情報を公開しない
4. 危険なサイトに近づかない、利用しない
5. 著作権・肖像権などを侵害しない
6. コンピュータウィルスへの対策を講じる
7. ID,パスワードはしっかり管理
Benesse 親子のためのインターネット活用BOOK〜5つの約束〜 より
約束1 何のために使うのか、まず目的を考えてから利用すること
約束2 信頼できない相手に安易に個人情報を教えないこと
約束3 家族と決めた利用時間のルールを守ること
約束4 見たことや知ったことを家族と話し合うこと
約束5 危険な場所に近づかないこと
携帯電話の使い方のルール
児童自立支援施設愛媛県立えひめ学園勤務 上堂 真哉氏の提案
1 食事中は電源を切っておく
2 自室には持ち込まない
3 むやみに自分のアドレスを人に教えない
4 友達の情報を勝手に他人に話さない
5 コールバックがあっても、知らない番号にはかけ直さない
6 電話を受ける時、自分の名(姓)を言わずに「ハイ」とでる
7 親が使用明細をチェックする(通話明細契約必要)
群馬大学社会情報学部大学院 下田博次教授が主宰する「ねちずん村」掲載のチェックシート
あなたは、(子どもに) 携帯電話を持たせて大丈夫ですか?
保護者用のチェックシート10項目(はい いいえで回答)
1. インターネット契約をしない。利用する場合はアクセス制限を申し込むことができますか
2. 利用料金明細書(有料)を申し込み、利用状況を把握する
3. ケータイを利用する目的や内容、利用料金の範囲について子どもと話し合い、約束をさせることができますか
4. 「家族で食事中はケータイを使わない」など約束ごとを決め、子どもの自制心を養うことができますか
5. ケータイ・インターネット絡みの事件(新聞記事)を子どもに話し、危険性を理解させる
6. ケータイ・インターネット利用のルールを教え、危険にあわないようサポートできますか
7. 不当請求やいじめのメールが来たとき、お子さんはあなたに相談するという確信がありますか
8. お子さんが有料サイトなどを利用してしまって高額の請求が来たときや他の人に被害を与えてしまった時、あなたはお子さんに代わって責任がとれますか
9. ケータイ利用のマナーを教えられますか
10. 自分や家族のためだけでなく、社会のためになるようなケータイの使い方を3つ以上子どもに教えられますか
★ お子さんは、学校の様子や友達のことなど気軽に話しますか?日常の親子のコミュニケーションがケータイ・インターネット利用の危険性を避けためには最も大切なことです。
『はい』と答えられない項目があった保護者へのアドバイス
携帯電話の利用は早すぎます。問題を起こさぬよう、まず親が勉強しましょう。インターネットの利用はパソコンを居間に置き、フィルタリング機能を使ってお子さんをしっかりサポートしてください。
警視庁のサイト「ハイテクキッズ」より
インターネット利用 10か条 および インターネットを使うときの3つの約束
利用10か条
1.インターネット社会でも実生活と同じルールとマナーを守る
2.他人のプライバシーを尊重する
3.住所、氏名を記入するときには十分注意する
4.ID・パスワードの管理を徹底する
5.他人のミスを大げさに言わない
6.メールを送る前によく確認する
7.面と向かって言えない事は書かない
8.知らない人からのメールは開かない
9.困ったことがあったらすぐに相談する
10.安易にダウンロードしたりコピーしたりしない
インターネットを使うときの3つの約束
1.「ネチケット」を守ろう
2.自分の身は自分で守ろう
3.物事を判断する力を身につけよう
羽島市PTA連合会 携帯電話に関するアピール (平成16年10月16日)
親だからこそ しなければならないことがあります
け 携帯はあなたの子どもに本当に必要ですか?
周りが持っているからと安易に受け入れないで、必要性をよく話し合ってみよう。
い 一緒につくっていますか「親子のルール」!
常に意識させ、ルールを守らせることが、子どもを守ります。
た 他人事でない 出会い系の落とし穴!
危険性を親も理解し、子どもを加害者にも被害者にもしないようにしよう。
い 今こそ 親が立ち上がるとき!
我慢させるのも、目をかけるのも、会話を取り戻すのも、“親の務め”です。
羽島市の5中学校で組織する生徒会サミット 携帯電話に関する決意
携帯電話に関する中学生の決意 平成16年8月4日
多くの中学生は勉強や部活、生活にがんばり、自分の人生を切り拓こうと前向きにがんばっています。そうした中で、私たちの周辺にも少しずつ携帯電話に関わる問題が起きかけています。先日、親さん達の組織である日本PTA全国協議会も宣言を出されました。
私達中学生も、自分達の問題として考え、立ち上がります。
親さんに訴えます
1 私達は 「みんながもっているから」という理由で、携帯電話を欲しいとわがままを言わないようにします。
1 私達が、それでもわがままを言ってしまうときは、親として、なぜダメかということを私達に説得してください。
中学生の仲間に訴えます
1 携帯電話をすでに持っている人は その利用方法を十分に考え 親に心配を与えません。
1 携帯電話をすでに持っている人は、持っていない人に自慢しません。
1携帯電話を持っていない人は、持っていないことを恥ずかしいとは思いません。
平成16年8月4日
はしま生徒会サミット
東京都教育委員会「インターネットを適切に活用する能力や態度を育成するための指導資料」のインターネットの利用5か条
1.うそや不確かさに気付き、正しい情報を選ぶ。
2.正しい情報を、相手のことを考えて伝える。
3.他の人や自分の情報をむやみに知らせない。
4.他の人が作ったものを使うときにはルールがある。
5.インターネットの特性を知って使う。
ガールスカウトがインターネットを使うときのきまり
1)私は、インターネットを利用する時間や長さ、アクセスするホームページなどについては、保護者やリーダーと話し合って決めます。
2)私は、自分の写真や住所、電話番号、保護者の勤務先の住所や電話番号、学校の名前や住所を保護者の許可なしに知らせません。
3)私は、不愉快な(いやな)文や画像をインターネット上で見たらすぐに、保護者やリーダーに知らせます。
4)私は、インターネットで知り合った人と直接、会うときは、事前に保護者やリーダーに相談します。また、公共の場で、大人同伴で会うようにします。
5)私は、インターネット上の不愉快な(へんな)メッセージには答えません。
6)私は、インターネット上で、人に迷惑をかけないように気をつけます。
7)私は、インターネットを使うときのきまりを守り、正しく使います。
メディアの利用に関するルール・提言
日本小児科学会の提言(2004年4月)<ネット社会と子どもたち協議会の緊急提言で紹介しました>
現代社会は少子・核家族化,携帯メールやインターネットの普及などによって, 家庭内でも会話が少なくなり,言語発達に問題をもつ子どもの増加が予想されます.乳幼児期は言語発達に重要な時期であり,テレビ視聴の影響について,親も社会も認識して対処していく必要があり,下記を提言します.
提言
乳幼児のテレビ・ビデオ長時間視聴は危険です
1.2歳以下の子どもには,テレビ・ビデオを長時間見せないようにしましょう.内容や見方によらず,長時間視聴児は言語発達が遅れる危険性が高まります.
2.テレビはつけっぱなしにせず,見たら消しましょう.
3.乳幼児にテレビ・ビデオを一人で見せないようにしましょう.見せるときは親も一緒に歌ったり,子どもの問いかけに応えることが大切です.
4.授乳中や食事中はテレビをつけないようにしましょう.
5.乳幼児にもテレビの適切な使い方を身につけさせましょう.見おわったら消すこと.ビデオは続けて反復視聴しないこと.
6.子ども部屋にはテレビ・ビデオを置かないようにしましょう.
日本小児科医会の「子どもとメディア*」の問題に対する提言
(1)2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう
(2)授乳中、食事中のテレビ・ビデオの視聴はやめましょう
(3)すべてのメディアへ接触する総時間を制限することが重要です。1日2時間までを目安と考えます。テレビゲームは1日30分までを目安と考えます
(4)子ども部屋にはテレビ、ビデオ、パーソナルコンピューターを置かないようにしましょう
(5)保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールをつくりましょう
* ここで述べるメディアとはテレビ、ビデオ、テレビゲーム、携帯用ゲーム、インターネット、携帯電話. などを意味します。特に乳児や幼児期ではテレビやビデオ、学童期ではそれに加えてテレビゲームや携帯用ゲーム、思春期以降ではインターネットや携帯電話が問題となります。
NPO子どもとメディアの「子どもとメディアに関する5つの提言」
1.子どもの生活時間の中で、メディアに費やす「総時間」をコントロールしましょう。
2.とくに危険可能性が懸念される乳幼児のメディア漬けを、やめる取り組みを広げましょう
3.主体性を持ってメディアを選択し、判断し、発信する力を養うメディア・リテラシーを、
子どもも大人も身につけましょう。
4.子どもとメディアの“新しい関係”を求めて、広くネットワークをつくり、
協働してさまざまな研究と実践活動を進めましょう。
5.メディア漬けから抜け出して、遊びや仲間関係づくり、自然体験や文化活動などの
生き生きした生活を広げましょう。
生活全般に関する提言やヒント
NEW! 心と暮らしを考える 住育研究所
住まいの環境で、生活習慣や人の性格までも変えることができる!
All About 家を建てる(一級建築士 佐川 旭氏 のコラムより)
長崎県佐世保市の小6女児事件から3ヶ月が過ぎ、9月15日長崎家裁は殺害の背景に親子の情愛、人への愛情の希薄さを挙げました。きわめて普通の子だったとも聞かれ、では一体“なぜ?”という疑問が残こります。「家づくり」に従事している私にとってこの一件は、「親子の絆はどうつくればよいのか」を考えさせられた事件でもありました。
今までの大きな事件(宮崎勤幼女連続殺人、新潟少女監禁事件など)の加害者の住まい方には、下記のような共通点があります。
● 団らんの場がどことなくさみしい。(例えばテレビ中心など)
● 玄関から自分の部屋へ向かう間に家族の顔を見ることがなかった。
● 子供部屋から直接外へ出入りができた。
● 子供部屋と団らんの場(または親の寝室)が離れている。
● 地域から閉ざされている傾向がある。
・・・・・大切なのは、「顔を会わす場」「声をかけたくなる場」「親子で作業する場」といった共有できるスペースづくりなのです。
(家出しても帰りたくなる家づくり に続く)
心の東京ルール〜7つの呼びかけ 心の東京革命
1. 毎日きちんとあいさつさせよう
2. 他人の子どもでも叱ろう
3. 子どもに手伝いをさせよう
4. ねだる子どもにがまんをさせよう
5. 先人や目上の人を敬う心を育てよう
6. 体験の中で子どもをきたえよう
7. 子どもにその日のことを話させよう
水木しげる氏の 「幸福の7か条」
1.成功や栄誉や勝ち負けを目的に事を行ってはいけない。
2.しないでいられない事をし続けなさい。
3.他人との比較ではない、あくまで自分の楽しさを追求すべし。
4.「好き」の力を信じる。
5.才能と収入は別、努力は人を裏切ると心得よ。
6.怠け者になりなさい。
7.目に見えない世界を信じる。
(ただし、若いときは怠けてはだめなのです! 何度も言いますが、好きな道なのですから。中年を過ぎたら、愉快に怠けるクセをつけるべきです。)
父親の育児・家事参加への提言
家庭での依存度をチェック
質 問 1 あなたは、急な出張や単身赴任の準備が自分ひとりでできますか?
質 問 2 自分の衣類や通帳・保険証券などが何処にしまってあるか把握していますか?
質 問 3 あなたは、光熱費や保険料、食費など、毎月の家計の経費を把握していますか?
質 問 4 あなたは、子供の身長・体重や病歴などを聞かれたときに説明できますか?
質 問 5 あなたは、保育園や学校の行事のスケジュールを把握していますか?
「子どもと一緒に料理をしよう!」のすすめ
1.買い物に行く
休日など親子に余裕があるときに、いつもより遠くのお店に行けば、あるいはいつもはスーパー1か所で済ませるところを商店街を歩き回れば、運動にもなる。
2.買い物をする
食材を見て、選んで、買うプロセスで、国語・理科・社会・算数・保健などの総合学習ができる。
3.調理をする
素材を洗う・切る・並べる・調理の順番を考える・調理器具を出す・食器を用意するなどで「段取り」を学べる。火や刃物の扱い方が学べるし、ちょっと痛い思いをすればこわさもわかる。
4.皆で食べる
自分で作ったものは多少キライでも食べる。食べていくうちに慣れる・好きになる。せっかく作ったのだから「もったいない、食べよう」、「気合を入れて、楽しく食べよう」という気持ちが芽生える。会話が弾めばテレビはうるさいし、必要ない。
5.かたづける
みんなで分担して、段取りよく進めれば、早く終わる!
(By ウェブ資料集作成担当者。 うちの子は勉強ギライで塾には行ったことがありませんでしたが、食を通じていろいろ学んだのではと思います。)
本は、楽しい、おもしろい! ファンタジーや冒険ものや愉快な話が好きな小学生におすすめの本
1年生 かいけつゾロリシリーズ、子ども落語
2年生 長くつしたのピッピシリーズ、オズの魔法使いシリーズ
3年生 ナルニア国シリーズ、ムーミンシリーズ、トガリ山のぼうけんシリーズ
4年生 宝島、グリックの冒険シリーズ
5年生 はてしない物語、モモ
6年生 パスワード(パソコン通信探偵団事件ノート)シリーズ
(By ウェブ資料集作成担当者の元勉強ギライの娘。小学校時代はたくさん本とマンガを読み、中学時代はたくさんマンガを読んだ。高校時代は課題図書を読まされたが、途中で投げ出したもの多し。)
子育て中のおかあさんへ大切にしてほしいこと
〜 大日向雅美さん(恵泉女学園大学教授 )のメッセージ
1.話し相手を持ちましょう(子育て仲間をもつ)
2.自分ひとりの時間を持ちましょう(自分自身に向き合う)
3.社会との接点を持ちましょう(社会の中の自分・自分ができることは?)
4.自分の将来のビジョンを持ちましょう(自分の生き方をみつける・自分育てをする)
ぐんまの子どものための50のルール
群馬県教育委員会が、『みんなのためのルールブック』(ロン・クラーク著、亀井よし子訳、草思社)を参考に、思いやりや公共心などのルールを県民から募集して作成。 (1 早寝早起きをしよう 〜 50 勉強も運動も最後までやりぬこう)
あなたの子ども(幼児〜小学生)は大丈夫?チェックリスト
(中村和彦(山梨大学助教授)著 「子どものからだがあぶない! 今日からできるからだづくり」、日本標準 より)
1. よく「疲れた」と口にする
2. 外で遊ぶよりも、室内で遊んでいる方が多い
3. 何らかのアレルギー症状をもっている
4. 清涼飲料水やスナック菓子が好きだ
5. 毎日、テレビを3時間以上みている
6. 平熱が36度以下、または37度以上だ
7. 塾やおけいこ事に週3回以上通っている
8. 夜11時になっても寝ない日が週に2回以上ある
9. テレビゲームが好きで毎日やっている
10. 朝ごはんを食べないときがある
わたしの家庭教育5ヶ条
(社団法人 日本家庭生活研究協会 コラム ニッセイ基礎研究所 社会研究部門主任研究員
土堤内昭雄氏)
1. 子どもはゆっくり育てること
2. ほめること
3. 違いを認めること
4. 自立すること
5. 生活者となること
社会の改革と元気な家族を目指す10の提案
(社団法人 日本家庭生活研究協会)
1. 挨拶をしよう 挨拶は家族の元気を知るバロメーター
2. ほめよう 誉めることは喜びを広げ、努力の源泉
3. 誇りを語ろう 自分の人生観、仕事の意義を家族に語ろう
4. 食卓を囲もう 年中行事を企画しよう
5. 会話を楽しもう パートナー・子どもに真剣に語りかけよう
6. 自然と遊ぼう 手を使い、汗を流すことが命の源泉
7. 地域社会に出て行こう 「社会力」を育てよう
8. 生活と仕事のバランスを築こう
9. 人間尊重経営を本気で築こう
10. 「高質社会」の実現に向けて改善改革に取り組もう
いじめ発見のチェックリスト
愛媛県教育委員会義務教育課作成